コラムcolumn

寒い時期の乳頭・乳房トラブルについて

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乳頭炎や乳腺炎などの症状は、寒い時期に短時間で重症化するケースが多いです。その原因は、筋肉のこわばりや血行不良が由来すると言われております。寒いと手足が冷え筋肉がこわばり、また筋肉のこわばりは、姿勢を悪くします。特に前傾姿勢は胸部の血液循環を悪くし、それが乳房のトラブルの引き金にもなっています。

また、年の暮れからお正月までは何かと忙しく、それに引き続きこれからは、入園・入学の準備などで気ぜわしい時期になります。トラブルの原因としては、忙しいと水分摂取も忘れがちになり、疲労も蓄積しやすくなり、さらに、長時間の外出などで授乳のリズムが崩れたりすることも原因となります。いずれにしても、原因は一つではなく色々なことが重なることで重症化するのです。

先日も、当院に重症化した乳腺炎の方が受診し、すぐ大きい病院へ紹介いたしました。その方は手術まで必要な症状だったため、その日のうちに緊急に手術することになりました。

私達助産師は手術をすることが出来ません。助産師が処置可能な症状のうちに受診していただきたいのです。このような手術まで必要とならないために、乳頭炎・乳線炎の軽い症状のうちに助産師の専門的な処置を受けましょう。さらには症状が改善した後も定期的なチェックを受け再発を防ぎましょう。

軽い症状とは例えば

乳頭が少しでも痛いと感じた時

授乳してもすっきり感がない時(すっきり感が分からない時)

夜通し、母乳を欲しがり眠れない時

肩こりなど体のこりを感じる時

等です。

このような症状が感じられた時には早めにご相談ください。

当院では残乳処理や生活指導、授乳チェック等を行い問題解決に向けて情報提供いたします。また当院併設の鍼灸院では筋肉のこわばりや睡眠不足、ストレスなど乳房トラブルにつながる症状に対してもケアを行っております。鍼灸院で全身の血行改善をはかり乳腺炎予防のみならず健康維持にもつながるのでおすすめです。

当院では、卒乳まで快適な授乳を楽しんでいただけるよう全力で授乳ママをサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。

 

          武蔵小金井 グリーン助産院 菅井