コラムcolumn

「コウノドリ」

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なん年かぶりに大人買いしちゃいました😅
ドラマが始まる前から気になってはいましたが。

産科は、一般におめでたい科と思われますが、日常茶飯事に、いつでも怖いことが起こりうるわけです❗(おこってます(><))

あのドラマ、過剰なんでしょとか、滅多にないことでしょとか言う人もいますが、
現場にいると、かなりアルアルです(>_<)

なので、毎日母子ともに元気だと、ホット胸をなでおろします。
元気な人も簡単に死んじゃうこともおかしくない、といういつも危険と隣り合わせの産科。

病院の先生も最近、病室の廊下にでかでかとコウノドリのポスターを張っていて、その存在感にこれまたビックリですが。

先生も、その産科の大変さをアピールしたいのかな。

一ついいなと思うことは、
なかなか一般の人には理解されない現状が常におこっているということや、産科のいろんな大変さ、私達スタッフも命を懸けて頑張ってやっているんだと言うのが、もう少し具体的に伝わるかなとおもって、こういうドラマをやってくれることはいいなと思いました❗

まだ忙しくてパラパラ飛ばし読みですが、年末にでもいっきに読もうと思います(^^)

      武蔵小金井のグリーン助産院  助産師・保健師 平田かおり

卒乳について

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最近、卒乳後のトラブルが多いです。

自己流にネットを見ながら卒乳したが、

「痛くてどうしていいか分からない」

と言う患者さんが増えています。

 

ある人は、

「自分が夜寝たいから卒乳ではなく断乳しました。」

という方がいました。

 

「ネット見ながらやったが、母乳処理がうまく出来ない」と来院された方が殆どです。

 

また、中には自己流の断乳を決行した数日後、残乳処理に来院したのですが、

来院時もまだ断乳に迷いがある状態でした。

数日後に連絡が入り、

「やっぱり、おっぱいを欲しがって欲しがって可愛そうで~」

と結局、断乳を断念し、再度母乳をあげ始めたという方もいました。

 

卒乳を考えるきっかけや、卒乳時期は色々あって良いと思います。

ママのお仕事の都合、次の子の妊娠計画、お子さんの食事をすすめるため、など様々です。

 

ただ卒乳はママだけでするのではありません。

お子さんの生活も変えてしまう、大仕事です。

家族の協力も必要となります。

お子さんの気持ちを置き去りにしての断乳は、緊急時以外は避ける方がいいでしょう。

 

卒乳後の溜まった母乳を搾乳して、症状を改善することはできても、ママとお子さんの心の修復をすることは、私達、助産師には簡単ではありません。

 

まず卒乳を計画する時には、卒乳条件が満たされているか等、事前にママとお子さんの心の準備が必要です。

 

次の成長へのステップなのですから、お子さんにとっても、ママにとっても良い卒乳にならなければいけません。

 

グリーン助産院では、卒乳を考えている方に卒乳計画1ヶ月前においでいただく様、お話しさせていただいております。

なぜなら、ママとお子様の心の準備と環境を整えるのに1ヶ月程かかるからです。

是非、慌ただしく始めるのではなく、十分準備して卒乳していただきたいと思います。

 

卒乳後も、ママとお子さんがトラブルなく、笑顔になれるよう応援いたしております。

 

              武蔵小金井にあるグリーン助産院 菅井のコラム

 

 

 

 

 

 

 

 

私の母乳育児

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第1子の育児は大変だと思った方は多いと思います。

すぐ出るものだと思った母乳は、すぐには出ず、また、育児への理想が高いほど苦悩したのではないでしょうか?

私もその苦悩したひとりです。

出産直後、「よし、完全母乳で行くぞ」と意気込んでみたものの、すぐ出るはずもなく、
5分ごとに泣くわが子に母乳をあげながらウトウトし、寝不足でクタクタでした。

母乳は、一生懸命やれば出てくるものと信じてはいたのですが、完全母乳になるまで教科書通り3ヶ月かかりました。

とても1日が長く感じ、試行錯誤の3ヶ月でした。

同じ「頑張る」のでも、「体力のある限りとことん頑張る」のでは無く、「少し余裕をもって頑張る」方が良かったのではないかと、私は自分の育児を振り返って思います。

私は仕事で授乳指導をし、色々なケースを見たり聞いたりしていたので、出るのが当たり前と思っていました。

それも、私だったら、「誰よりも早く完全母乳でいける」
とさえ、何の根拠も無く思っていました。

そして、現実のギャップに悩み苦しみました。

「こんなはずはない」「すぐ出るはずなのに」と。

授乳を終えてもすぐ泣く我が子を抱いて、何度も涙しました。
「なぜ?」「なぜ?」と。

助産師であるプライドから、簡単に人に聞くこともできず、悩むばかりでした。

およそ30年近く前のことですので、簡単にネット検索をできるような時代ではありませんでした。

見たり聞いたりしたことと、自分の勘を頼りに育児していたように思います。

疲れ果て、出産後2ヶ月半の時、もう完全に母乳育児を諦めようと思い、助産師の友達に愚痴こぼしの電話したところ、
「4ヶ月目までは、まだ半月あるから、まだ頑張る時だよ」と言われ、目が覚めました。

それからの半月は、「ダメだったらミルクでいいや」と諦め半分でミルクをあげながら頑張りました。

そのせいか、楽な気持ちで頑張る事ができました。もっと早くからこんな気持ちでできていればどんなにか楽だったでしょう。

頑張ったお蔭で、気が付いたら4ヶ月目には母乳だけでやれるようになっていました。

それまでの時間が、とてもとても長く感じたのはいうまでもありません。

精神的にも肉体的にも疲労困ぱいの3ヶ月でした。

5分おきに泣いていた子が、30分寝てくれた時のささやかな喜びも覚えています。

完全母乳にはなったものの、この3ヶ月は「笑顔」を忘れていたように思います。

完全母乳でできた私が言うのも変ですが、母乳が出ないと悩むママたちを見て一言。

完全母乳でなければいけないと思っていませんか。

母乳は確かにいいものです。

しかし、ミルクを足してもいいのです。

ミルクだけでもいいのです。

母乳が出ないことは悪いことではないのです。

精神的、肉体的余裕がないと母乳は出にくいものです。

自分を責めることなく、自信をもって笑顔で育児できることが一番大切だと思います。

他人と比較しない。

「自分流」の育児でいいのです。

母乳であれミルクであれ、テレビを見ながらの授乳や、笑顔のない育児は悲しいです。

ママの笑顔が赤ちゃんの心と身体を大きく育てるということを忘れないで欲しいのです。

完全母乳が一番いい育児法なのではなく、目をみつめ笑顔で赤ちゃんと向き合うこが、

とても大切なことだと私は思います。

自分の体力にあった、頑張り過ぎず、笑顔のある自分流の育児を応援いたします。

武蔵小金井のグリーン助産院 菅井のコラム

パパ育て計画

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前回、ママは子育てと平行して「パパ育て」をしないといけないと提案しました。

ママは子育てだけで、クタクタですよね?

 

そんな時は、パパにお願いしてみましょう。

「パパ、 ○○   して欲しいの♡」と。

お願いの仕方は様々あって良いと思います。

最初は「ほんの少しだけ」の、して欲しいことをはっきり伝えましょう。

そして、大事なことは、してくれたことにきちんと心を込めてお礼の言葉を言うこと。

ただ、この繰り返しだけです。

くれぐれも、「もっとこうして欲しかった」などと批判めいた事は絶対に思っても言わないことです。

最初から、自分の思ったようにやってくれることは少ないので、大きな期待はしないこと。手伝ってくれたこと、手伝おうとしたことに対して感謝し言葉がけしましょう。

 

子育ても同じなはずです!

最初から身の回りのことが出来る赤ちゃんはいないし、何も出来ないのが当たり前。

寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、一人歩きを経て沢山の事が出来るようになっていきます。

 

パパも最初はうまく出来ないはず。でも諦めず育ててください。お子さんの様に!

最初は手取足取りかも知れませんが、積み重ねで上手になるものです。

家事の手伝いだけで無く、お子さんを抱っこし、あやし、一緒に楽しんで遊ぶようになるまではママも、お子さんの関わり方の指導が必要です。

 

そして、第1段階は1時間位赤ちゃんを子守出来る様にする。

第2段階はママが掃除をする間、3時間位は遊べるように。

第3段階はママが女子会に参加出来る位、半日ほどは一緒にいられるように。

第4段階は1日中一緒に楽しんで遊べるようになることです。もうこの第4段階クリヤーすれば何日でも大丈夫になり、ママがいなくてもパパだけで大丈夫になるでしょう。

根気強く育ててください。

核家族の子育ては大変ですが、協力しあって子育てを楽しめるといいですね!

武蔵小金井のグリーン助産院 菅井のコラム

パパ育てについて

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パパ育て?

耳慣れしない言葉ですよね。

 

ママは妊娠、分娩、出産、育児を経験するだけで   ” ママ”   になれるようなホルモンが出て、自然に段階を踏んで  “ママ”  になれるようになっているのです。

でも、パパはパパとしてのホルモンが出ることも無ければ、ただ赤ちゃんが生まれた事実を受け入れるだけでは、なかなかパパにはなれないものなのです。

そこで、パパを   “パパになれるように育てること”   が必要になるのです。

それが私のいう   “パパ育て”   ということです。

私が思う   “パパ”   というのは    “お子さんと意思疎通が出来、何時間もママなしでお子さんと一緒に楽しい時間を過ごせる人。”  欲を言えば簡単な家事もこなせれば、最高のパパです。

 

誰が   “パパ”   に育てるのでしょうか?

それは、パパが小さい頃からパパになるように育てられていれば、  “パパ育て”  の手間はかかりませんが~

まだまだ、パパになりきれないでいるようなら、お子さんのママ、あなたの仕事になるのです。子育てと平行して、 “パパ育て”  をしないといけないのです。

 

さて、いつから育てましょうか?

遅くても次のお子さんが欲しいと考えた時には、もうパパ育ては卒業か卒業に近い状態であって欲しいと思います。

なぜなら、ママの出産の時にはお子さんと離れての入院が必要になるからです。ママはパパに預けることの不安が無い状態にしたいですよね?

そして、お子さんも安心してママから離れられる関係であって欲しいです。

 

パパがパパとして育児を担い、お子さんと何時間もあるいは何日も一緒に過ごすことを楽しめること。お子さんもママだけで無  く “パパがいるので安心!”   と言える関係を築いて欲しいと思います。

 

次回は、  “パパ育て計画”  の各段階について載せたいと思います。

 

武蔵小金井のグリーン助産院 菅井のコラム

「イクメン」って?

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ここ数年、“イクメン”という言葉が多く聞かれるようになりました。

夫が育児を手伝う、育児を担うこととして“イクメン”という言葉が用いられているようです。

先日、ここ小金井のグリーン助産院に、母乳トラブルでご来院された方のご主人様が待合室でボソッと 「僕は“イクメン”という言葉が嫌いなんです」。

なぜか聞いたところ、

「イクママなんて言いませんよねぇ~」と.

「男がさもやっているぞと威張る感じで嫌だ」ということを話されていました。

その方は、“イクメン”と言わずに何気なく育児を率先して手伝って、素晴らしいご主人なんだと思いましたが、奥様から

「あれでやってくれているの?」と一言。

なんと、需要と供給のバランスが違っていたようです。

ともあれ、最近は“イクメン”であれなんであれ、ご主人の育児参加が当たり前の時代になってきたようです。

私としては、男性の育児参加はとても嬉しいことだとは思いますが、ママ達にもパパ達にも一言伝えたいことがあります。

それは、母乳はママしか出ないということ、ママにしか出来ないことがあるということです。

また、どんなにパパが頑張っても出来ないことがあるということです。

そんなことは分かっていると言われそうですが、それは母乳だけでなくその他の細かい育児の事にも女性が育児に適応する身体と心を持ち合わせているということを言いたいのです。

女性の身体は、細切れの睡眠でも耐えられる体になっており、ちょっとでも赤ちゃんがむずがると目が覚めるようになっています。

出産直後の育児をまだ始めていない時ですら、すでにそうなっているのです。

出産直後に眠れないと訴えるママに

「素晴らしい!もうママになったのよ。」

「赤ちゃんのための育児ホルモンが出たのよ。」

「ママがぐっすり寝ちゃったら育児出来ないよねぇ~。 ママとしてホルモンがもう働いているのよ!」

「不眠症では無いので安心してね。」と言うと、 決まってママ達は「知らなかったぁ~」と安心します。

妊娠後期からは、妊婦の夜間の排尿回数が増えてきます。

普通は3時間毎。多い人で1~2時間毎という人もいます。

この頃から妊婦の身体は夜間に何回も起きることで、夜間の育児に耐えられるように準備を始めていると考えられます。

世の中のママは、「パパは何もしてくれない」と夜間のオムツ交換や授乳を手伝ってくれるのを期待することが多いようですが、 私は、

「パパは、おっぱいをあげられないでしょ。夜はママが頑張る所よ」

といつもお話ししています。

ママの反応は、

「え~!そうなんですか?」と驚かれることが多です。

男性は、夜はぐっすり寝て外でしっかり仕事が出来るような身体になっています。

そのため、一度寝たらまず起きられず、男性が夜間の育児には向いていないことがわかります。

ママは夜間の育児でパパを起こすことなく、「夜間もママが育児すること」とハラをくくりましょう。

そして、夜間の育児のために昼寝もしっかりとりましょう。

逆に、パパの役目はぐっすり寝てしっかり働くことです。

でも、帰宅後

「仕事で疲れているから家のことは何も出来ないよ!」では困ります。

パパもクタクタかもしれませんが、ママも育児でクタクタであることを忘れないようにしましょう。

育児は24時間労働です。

休憩時間もとれたりとれなかったり不規則極まりない仕事です。

睡眠も1~2時間細切れの睡眠になります。

ママは常に睡眠不足の状態なのです。

育児の主人公は赤ちゃんとママです。

そこに脇役として、あるいは小道具・大道具としての役割がパパにあります。

パパは、掃除・洗濯などママの手が回らない事をサポートし、ママが育児に専念出来る環境を作ることが“イクメン”として大切なことだと私は思います。

オムツ交換や授乳をすることだけが育児のサポートではないと私は声を大にして言いたいのです。

ただ、パパも「何か手伝いたい」が、何をしたらよいか分からないことが多いようです。

ママは具体的な指示を出しましょう。(お茶碗洗って♡ 、洗濯干してくれると嬉しいな♡ etc…)

そんなこんなでグリーン助産院菅井の言いたいことはおわかり頂けましたでしょうか?

ママはママの仕事、パパはパパの仕事、そして出来ない事をお互いサポートしながら育児があり家庭があるのです。

ただ育児を手伝うのが“イクメン”ではなく、ママのサポートをしっかりできてこそ本物の“イクメン”だと私は考えます。

パパが素敵な“イクメン”になれれば、ママも赤ちゃんも笑顔になり最高の育児になることでしょう。

武蔵小金井にあるグリーン助産院 菅井のコラム