コラムcolumn

月別アーカイブ: 2015年10月

卒乳について

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最近、卒乳後のトラブルが多いです。

自己流にネットを見ながら卒乳したが、

「痛くてどうしていいか分からない」

と言う患者さんが増えています。

 

ある人は、

「自分が夜寝たいから卒乳ではなく断乳しました。」

という方がいました。

 

「ネット見ながらやったが、母乳処理がうまく出来ない」と来院された方が殆どです。

 

また、中には自己流の断乳を決行した数日後、残乳処理に来院したのですが、

来院時もまだ断乳に迷いがある状態でした。

数日後に連絡が入り、

「やっぱり、おっぱいを欲しがって欲しがって可愛そうで~」

と結局、断乳を断念し、再度母乳をあげ始めたという方もいました。

 

卒乳を考えるきっかけや、卒乳時期は色々あって良いと思います。

ママのお仕事の都合、次の子の妊娠計画、お子さんの食事をすすめるため、など様々です。

 

ただ卒乳はママだけでするのではありません。

お子さんの生活も変えてしまう、大仕事です。

家族の協力も必要となります。

お子さんの気持ちを置き去りにしての断乳は、緊急時以外は避ける方がいいでしょう。

 

卒乳後の溜まった母乳を搾乳して、症状を改善することはできても、ママとお子さんの心の修復をすることは、私達、助産師には簡単ではありません。

 

まず卒乳を計画する時には、卒乳条件が満たされているか等、事前にママとお子さんの心の準備が必要です。

 

次の成長へのステップなのですから、お子さんにとっても、ママにとっても良い卒乳にならなければいけません。

 

グリーン助産院では、卒乳を考えている方に卒乳計画1ヶ月前においでいただく様、お話しさせていただいております。

なぜなら、ママとお子様の心の準備と環境を整えるのに1ヶ月程かかるからです。

是非、慌ただしく始めるのではなく、十分準備して卒乳していただきたいと思います。

 

卒乳後も、ママとお子さんがトラブルなく、笑顔になれるよう応援いたしております。

 

              武蔵小金井にあるグリーン助産院 菅井のコラム

 

 

 

 

 

 

 

 

10月23日ベビーマッサージ講座(3日目)

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本日、全3回ベビーマッサージの最終日でした🎶

顔なじみになった皆さんと、楽しく手遊びとマッサージを終え、

身体測定も出来ました🎀

お茶菓子を頂きながら、楽しいお話に花が咲き皆さんニコニコです🎃

参加された皆さん、

  笑顔の時間をありがとうございました❤️💕

10月14日ベビーマッサージ講座(2日目)

全3回コースのベビーマッサージ2日目を終了しました

体調不良で参加出来ない方もあり、少人数でゆっくり、楽しくできました🎶

マッサージの前に、音楽に合わせ、歌いながら手遊びも楽しくおこなえ、

前回緊張していた方も、おしゃべりしながら、和やかにマッサージを行う事ができました。👌

「次回もまた、宜しくお願いしま〜す」とのお声がけをいただいき嬉しい限りです💕

次回は、皆さんが体調を整えて参加できる事をお待ちしております

小金井 グリーン助産院 イベントニュース

私の母乳育児

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第1子の育児は大変だと思った方は多いと思います。

すぐ出るものだと思った母乳は、すぐには出ず、また、育児への理想が高いほど苦悩したのではないでしょうか?

私もその苦悩したひとりです。

出産直後、「よし、完全母乳で行くぞ」と意気込んでみたものの、すぐ出るはずもなく、
5分ごとに泣くわが子に母乳をあげながらウトウトし、寝不足でクタクタでした。

母乳は、一生懸命やれば出てくるものと信じてはいたのですが、完全母乳になるまで教科書通り3ヶ月かかりました。

とても1日が長く感じ、試行錯誤の3ヶ月でした。

同じ「頑張る」のでも、「体力のある限りとことん頑張る」のでは無く、「少し余裕をもって頑張る」方が良かったのではないかと、私は自分の育児を振り返って思います。

私は仕事で授乳指導をし、色々なケースを見たり聞いたりしていたので、出るのが当たり前と思っていました。

それも、私だったら、「誰よりも早く完全母乳でいける」
とさえ、何の根拠も無く思っていました。

そして、現実のギャップに悩み苦しみました。

「こんなはずはない」「すぐ出るはずなのに」と。

授乳を終えてもすぐ泣く我が子を抱いて、何度も涙しました。
「なぜ?」「なぜ?」と。

助産師であるプライドから、簡単に人に聞くこともできず、悩むばかりでした。

およそ30年近く前のことですので、簡単にネット検索をできるような時代ではありませんでした。

見たり聞いたりしたことと、自分の勘を頼りに育児していたように思います。

疲れ果て、出産後2ヶ月半の時、もう完全に母乳育児を諦めようと思い、助産師の友達に愚痴こぼしの電話したところ、
「4ヶ月目までは、まだ半月あるから、まだ頑張る時だよ」と言われ、目が覚めました。

それからの半月は、「ダメだったらミルクでいいや」と諦め半分でミルクをあげながら頑張りました。

そのせいか、楽な気持ちで頑張る事ができました。もっと早くからこんな気持ちでできていればどんなにか楽だったでしょう。

頑張ったお蔭で、気が付いたら4ヶ月目には母乳だけでやれるようになっていました。

それまでの時間が、とてもとても長く感じたのはいうまでもありません。

精神的にも肉体的にも疲労困ぱいの3ヶ月でした。

5分おきに泣いていた子が、30分寝てくれた時のささやかな喜びも覚えています。

完全母乳にはなったものの、この3ヶ月は「笑顔」を忘れていたように思います。

完全母乳でできた私が言うのも変ですが、母乳が出ないと悩むママたちを見て一言。

完全母乳でなければいけないと思っていませんか。

母乳は確かにいいものです。

しかし、ミルクを足してもいいのです。

ミルクだけでもいいのです。

母乳が出ないことは悪いことではないのです。

精神的、肉体的余裕がないと母乳は出にくいものです。

自分を責めることなく、自信をもって笑顔で育児できることが一番大切だと思います。

他人と比較しない。

「自分流」の育児でいいのです。

母乳であれミルクであれ、テレビを見ながらの授乳や、笑顔のない育児は悲しいです。

ママの笑顔が赤ちゃんの心と身体を大きく育てるということを忘れないで欲しいのです。

完全母乳が一番いい育児法なのではなく、目をみつめ笑顔で赤ちゃんと向き合うこが、

とても大切なことだと私は思います。

自分の体力にあった、頑張り過ぎず、笑顔のある自分流の育児を応援いたします。

武蔵小金井のグリーン助産院 菅井のコラム