コラムcolumn

コロナ禍で乳腺炎は重症化するのでしょうか?

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新型コロナ感染拡大防止策の自粛生活から解放されるかとちょっぴり期待もありましたが、今やWithコロナ生活にシフトチェンジしないといけないようです。

 

コロナ前までは「少し変な感じ」「ちょっと心配」の軽い症状でお越しになる方が多かった様に思います。

それが最近では、自粛生活の影響で、強く痛むまで我慢するせいか、重症化してからの受診が多い様に思います。

 

重症化した方の中には、高熱で、赤くなっている範囲も広く、すでに化膿性乳腺炎の症状で受診した方がいらっしゃいました。医療介入が必要と判断しその方を手術のできる病院を紹介しました。乳腺炎の手術ではほとんどが、入院せず外来処置ですむことが多いのですが、この方は、手術後に入院処置まで必要なほど重傷でした。

 

その他の乳腺炎でも、自己流で手当をし、その後、乳腺炎症状が悪化したケースがありました。その自己流の手当の中でも一番多く見られるは、痛みがあり熱が出ているのに乳房を温めるために入浴し、「一生懸命乳房をマッサージしてました」というものです。

熱があるときは水分が多く必要になるのに、入浴すればなおさら水分不足になります。また炎症の初期には冷やすことが必要で、温めると逆効果であると言われております。

温めるか冷やすかのタイミングは見極めが難しいので、自己流のお手当は禁物です。

 

このように、自己流の手当が逆効果となることもあるので、乳腺炎は早い段階で、是非、助産師に相談していただきたいです。

また、相談先は助産師外来母乳外来がある病院か、助産院のように助産師がいるところを選ぶようお願いいたします。

時々、病院の乳腺外来に受診する方もいるようですが、乳腺外来は医師が担当する部署です。症状改善の為の搾乳をしたり、授乳の仕方を指導するところではないので、ご理解ください。

どうぞお気軽に助産師にご相談ください。