「いのち」の話

先日、小学校3年生向けに依頼され「僕たち私達の命」という話をさせていただきました。 120人程の児童が、静かに一生懸命聞いてくれたように思います。   学校側の考え方もあり、言葉の制約や、DVD鑑賞が直前に中止になり、事前の打ち合わせの必要性を感じました。   低学年には「命の成り立ち」や「分娩経過」は理解しにくい内容でしたが、どれだけ理解してもらえたか不安に思っています。   帰り際に会った子供達は無邪気にかけよって、 「先生、あのね~」 「僕が生まれたとき~」 など話しかけてくれとても嬉しかったです。   今は理解出来なくても、少し後になって「あのときこんな話を聞いたなぁ~」 と思い出して頂ければ良いかなと思っております。   とにかく奇跡の命であること、お母さんが命をかけて産んでくれたこと、女性からしか生まれないこと、自分の寿命は自分で決めない大切にすると言うことを説明したつもりでしたが、内容は多岐に亘り、欲張り過ぎだったかも知れません。   今後、助産師の発展の為にも、「命の話」の依頼があれば、続けて行かなければいけない活動であり、各年齢層に合わせ、内容の見直しが必要だと思っているところです。   少しでも、私の話が親子の話題提供になって頂ければ幸いです。   ご依頼頂きました父母会役員の皆様には、細かい所まで準備して頂き、気持ち良く話すことができました。とても貴重な経験を与えて頂きましたことに感謝申し上げます。

武蔵小金井のグリーン助産院 菅井